定性調査

ヨミガナ:テイセイチョウサ

情報を文章や音声といった言語や、映像などの質的データとして得る調査全般をさす。市場の概況や事業策定のための情報把握には向いていないものの、例えばある商品についての生の声の吸い上げや利用の実態を把握するといった、個人の性質を深く知ることに向いている。また、定量調査から得た数量的データを深堀することも可能である。定性調査の手法については、座談会スタイルで特定の話題について話し合うフォーカスグループインタビューや、インタビュアーと対象者が1対1で実施するデプスインタビュー、ディティールインタビューなどが主流となっている。この他、観察調査、個別調査などもあげられる。