判別分析(数量化Ⅱ類)

ヨミガナ:ハンベツブンセキ(スウリョウカニルイ)

判別分析は、ある対象についていくつかの量的データを用いて、その対象が属するカテゴリーを判別、予測または推測する方法。
例えば、一人の顧客が自社製品に満足しているかしていないかを、色々なサービスを評価してもらい、その顧客の特性や意識を用いて判別する。この方法は多変量解析の一つに属しており、この場合は「満足している・していない」が目的変数であり、顧客の特性などは説明変数となる。
一方、判別分析の場合、量的だった説明変数を質的変数に適応可能にさせたものが数量化II類。例えば、サービスの印象・売り場の印象・商品評価などの質的説明変数から、購入/非購入を判別する。