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自主調査結果

「ごはん(お米)」についてのアンケート(2007年4月実施)

◆調査トピックス

  1. “ごはん派”は6割弱。”パン派”は1割弱。3割強が”半々派”
  2. “ごはん派””パン派”は男性は父親と相関があり、女性は母親と相関がある
  3. 家で家族と食事をする平均頻度は、夕食では5日、朝食4日。1割が朝食自体を摂っていない
  4. 白米に混ぜる穀類の人気は1位「玄米」、2位「五穀米」、3位「発芽玄米」
  5. なんらかの農業体験をしたことがある人は4人に1人。”ごはん派”では3人に1人が体験あり
  6. “食育”ということばを知っていたのは、67.3%
  7. 個人や家族に関する食育の知識に比べ、社会との関係性における食育の知識は低い

◆調査概要

  • 調査期間:2007年4月2日~27日
  • 調査実施:株式会社マーシュ
  • 集計・レポート:株式会社シタシオンジャパン
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 調査地域:全国
  • 調査対象:20~49歳の男女
  • 有効回答数:300サンプル

◆調査対象者

◆調査結果

自身について、 ごはん派かパン派か聞いたところ、全体では58.0%が「ごはん派」、7.0%が「パン派」となった(35.0%は半々派)。性別ごとに「ごはん派」をみると、男性が74.8%、女性が40.9%と男性の方が「ごはん派」比率が高くなっている。年代別では、20代、30代がそれぞれ60.4%、61.9%と6割を超えるのに対して、40代は51.0%と低くなり、「半々派」が増える傾向にある。

Q1.あなたは”ごはん派”ですか”パン派”ですか?(SA)

“ごはん派”の両親について、ごはん派かパン派かをみると、父親・母親ともに「ごはん派」の比率が高い。父親では81.6%、母親では73.0%となり、父親のほうが「ごはん派」の比率は高くなっている。

Q1.あなたのご両親は”ごはん派”ですか”パン派”ですか?

回答者自身の”ごはん派””パン派”と両親の”ごはん派””パン派”との関係をみると、男性の回答者は父親との相関がみられ、女性の回答者では母親との相関がみられた。年代での相関をみると、年代があがるにつれて相関がなくなっていく傾向がみられている。

【分析結果】回答者の主食の好み(”ごはん派”、”パン派”、”半々派”)と両親の主食の好みの相関分析

(同居家族がいる人に)家族と食事をする頻度を聞いたところ、「夕食を毎日家族で食べている」人は48.2%と約半数。家族と食事をする頻度では夕食、朝食、昼食の順となっている。なお、10.2%が「朝食をとらない」と回答している。性別・婚姻別にみると、未婚男女、既婚男性、既婚女性との順で家族と食事をする頻度は多くなっている。

Q2.家で家族と食事をする頻度を教えてください。(SA)(単身世帯を除く回答者)

今後、白米以外のお米を食べたり、白米に混ぜるなどしたいですか?との問いに対して、女性では91.9%(興味なし8.1%を除いた数値)、男性では79.5%が何らかの穀類を混ぜたいと回答している。混ぜる種類(※五穀米・十穀米・十六穀米はそれぞれ1種類として集計)をみると、男性は『1種類』をトップにして、種類が増えるにつれて反応が鈍くなっている。一方、女性は『10種類以上』の反応が最も高く17.4%、次いで『1種類』が16.1%となっている。平均でみても男性2.9種類に対して女性5.0種類と差のみられる結果となった。

Q3.今後、白米以外のお米を食べたり、白米に混ぜるなどしたいですか?興味のあるお米を教えてください。(MA)

白米に混ぜたいものの上位は「玄米」58.0%、「五穀米」44.3%、「発芽玄米」39.0%、「十六穀米」36.3%、「十穀米」35.0%、「胚芽米」33.3%となり、ここまでが3割を超える支持をされている。玄米および発芽玄米やブレンド米(五穀米・十六穀米・十穀米)が上位を占める結果となった。前段で述べた混ぜる種類数についての補足となるが、五穀米などの”すでにブレンドされている穀類”は人気があるようだ。

Q3.今後、白米以外のお米を食べたり、白米に混ぜるなどしたいですか?興味のあるお米を教えてください。(MA)

※グラフ中の数値は全体【N=300】の数値

基本属性でみると、性別では男性・女性共に上位は変わらず、玄米・発芽玄米、ブレンド米が上位を占める。婚姻別も同様の結果となった。(次ページの)世帯類型別では穀類全体の反応として、『既婚夫婦のみ世帯』の反応が最も高く、次いで『単身世帯』、『学生までの子供あり世帯』となる。これらのことから、家族が多いことで好みが分散されていることが推測される。また、”ごはん派”よりも”非ごはん派(パン派・半々派)”の方が、穀類を混ぜることに関心が高い結果となった。これは、”ごはん派”は「ごはんは白米のまま食べたい」との意向が反映された結果といえるのでないか。

お米の収穫を見たことや農業体験をしたことがあるかと聞いたところ、全体で「農業体験がある」と回答したのは24.3%となった。性別で「体験をしたことはないが、農業作業を見たことがある」の回答は38.3%、「農業体験をしたことも、収穫作業を見たこともない」との回答は36.7%となった。

Q4.これまでにお米の収穫を見たり、農業体験をしたことはありますか?(SA)

お米の収穫を見たことや農業体験の有無を”ごはん派””非ごはん派(パン派・半々派)”で比較すると、「農業体験をしたことがある」との回答が”ごはん派”では32.2%、”非ごはん派”では13.5%と18.7ポイントの差がみられた。「農業体験をしたことも、収穫作業を見たこともない」でも”ごはん派”と”非ごはん派”では10.7ポイントの差がみられている。

『食育基本法』に関して質問したところ、平成17年7月に「食育基本法」が施行されたことを知っていたのは14.0%であるが、”食育”ということばを知っていたのは67.3%であった。”食育”ということばの浸透に対して、「食事バランスガイド」の普及は18.0%となった。(※調査では図は提示していない)

Q5.以下のことを知っていましたか?(MA)

>「食育基本法」について

「日本のカロリーベースの食糧自給率が年々減少している」と認識しているのは37.3%なのに対して、具体的に「食料自給率が4割」とまで理解しているのは9.3%にとどまる。「国内の農地や水田が減り続けている」(63.3%)、「国内では農業の担い手減少している」(74.3%)といったように、実際に目に見える現象は認識しつつも、それらがもたらす結果までは認識されていないことが明らかとなっている。

Q5.以下のことを知っていましたか?(MA)

>「食料自給率」について

「朝食を食べない子供よりも食べる子供の方が成績がよい傾向にある」(63.0%)、「1日3回食事をとったほうが体脂肪として蓄えられにくい」(57.0%)といった人(個人や家族)に関することは半数以上から認識されている。一方、「ごはんを食べることが食料自給率の向上につながる」(22.3%)、「ごはんを食べることが水田の価値を見直す大きなきっかけになる」(18.7%)、「毎日の食生活が食に関する人々の様々な知恵や活動に支えられている」(26.7%)といった、社会とのつながりに関する項目の認知は3割を下回る結果となっている。

Q5.以下のことを知っていましたか?(MA)

>「食育」について

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